柿右衛門窯は、有田焼の聖地・有田町南川原に佇む、370年以上の歴史を刻む本家本元の窯元です。 佐賀県独自の「NPO支援ふるさと納税制度」に協力し、伝統の継承とともに、次世代を担う子どもたちの文化芸術活動を支えています。

柿右衛門窯の展示場を訪れることは、単に器を選ぶだけではなく、「柿右衛門様式」が生まれた歴史そのものに触れる体験です。 風情ある茅葺き屋根の母屋や、四季折々の草花が咲く庭園は、作品に描かれる「余白の美」の源泉であり、その静寂な空気の中で、濁手(にごしで)の温もりを直に感じていただけます。
ここには、十五代酒井田柿右衛門氏の新作から、日々の暮らしを彩る器まで、窯元直営ならではの豊富な作品が揃っています。 熟練のスタッフが、一つひとつの作品に込められた物語や扱い方を丁寧にお伝えし、生涯の宝物となる一品との出会いをお手伝いします。
柿右衛門窯は、子どもたちの文化芸術活動への支援を行っています。
佐賀県独自の「NPO支援ふるさと納税制度」に協力をし、NPO法人MBFC(Music & Book Fanclub with Children)の活動を応援しています。MBFCは、合唱作曲家・弓削田健介氏が代表を務める団体で、以下のような活動を6年以上続けています。
子どもミュージカル制作:佐賀市歴史民俗館(旧古賀銀行)を舞台に、子どもたちが主役のミュージカル「図書館で会いましょう」を制作・上演。読書活動推進ミュージカルとして、佐賀県内で再演を続けています。不登校やいじめをテーマにした「しあわせになあれ」、佐賀をミュージカルの街にする「ミュージカル県SAGA」など、子どもたちの心に響く作品を生み出してきました。
南アフリカへの移動図書館車寄贈:図書室がある学校が全体の3割に満たない南アフリカに、日本で役目を終えた移動図書館車を再生して寄贈。子どもたちと共に、これまでに3台を届け、本が足りない地域の子どもたちへ「物語」を届けています。「図書館で会いましょう」の英語版「World of Fairy Tales」も制作されました。
能登復興支援「フェニックス・プロジェクト」:2025年、能登半島地震からの復興を願い、子どもたちの想いから生まれた合唱曲『フェニックス』を制作。被災地の子どもたちと全国の子どもたちが歌声でつながる、希望のプロジェクトです。
ふるさと納税 柿右衛門窯で器を手にすることは、ただ美しい器を得るだけではありません。みなさまの大切なご寄附が、巡り巡って、日本中、そして世界中の子どもたちの笑顔へと変わっていきます。
器を選ぶとき、あなたは二つの宝物を手にすることになります。一つは、370年の時を超えてヨーロッパの王侯貴族をも魅了した、「柿右衛門様式」の美しい器。もう一つは、子どもたちの笑顔と、彼らが紡いでいく未来への希望。
朝の食卓で、ふと手にした湯呑から立ち上る湯気を見つめるとき。そこには「濁手(にごしで)」と呼ばれる温かな乳白色と、余白に咲く可憐な草花があり、その向こうには、舞台で歌う子どもたちの姿があり、本を開く子どもたちの笑顔がある。
一つの器が、こんなにも豊かな物語を紡いでいる。それは、私たちが子どもたちの未来を信じているからこそ。

ご提示いただいた文章の**「柿右衛門窯バージョン」**を作成しました。
今右衛門の「モダン・墨はじき」という表現を、柿右衛門の代名詞である**「濁手(にごしで)・乳白色・余白の美」**に置き換え、その温かみと格式を強調しています。
LPの終盤、クロージング部分にご使用ください。
柿右衛門窯の器は、ご自身へのご褒美としてはもちろん、社長就任祝い、金婚式、叙勲のお祝いなど、人生の特別な瞬間にふさわしい逸品です。十五代・酒井田柿右衛門氏が継承する「濁手(にごしで)」の温かな乳白色と、余白の美が際立つ優美な大皿から、日々の食卓を格上げする小鉢まで、用途に応じてお選びいただけます。
佐賀県と柿右衛門窯が橋渡しをするこの仕組みは、佐賀県ならではの官民連携モデルとして、全国からも注目されています。伝統工芸の継承と次世代育成を同時に実現する、温かくて力強い取り組みです。
佐賀県のふるさと納税 で柿右衛門窯作品を選ぶことを通じて、伝統の美を受け取りながら、子どもたちの夢を育てる。そんな選択が、今ここにあります。
最高峰の器を選ぶことが、最高の子ども支援になる。それが、私たちが提案する新しいふるさと納税の形です。
この記事で紹介した返礼品は「ふるさとチョイス」からお申し込みいただけます。
ふるさと納税 柿右衛門窯でお届けする器は、どのような歴史と技術を持つのでしょうか。ここからは、柿右衛門窯の真髄を詳しくご紹介します。
柿右衛門窯は、江戸時代初期に日本で初めて赤絵(色絵磁器)の技法を確立し、370年以上の歴史を持つ有田焼の名門です。その美しい磁器は海を渡り、ヨーロッパの王侯貴族を熱狂させました。「KAKIEMON」の名は、ドイツのマイセン窯など世界の磁器に多大な影響を与えた、東洋の美の象徴です。
最大の特徴は、「濁手(にごしで)」と呼ばれる独自の乳白色の素地です。 米のとぎ汁のように温かみのある白さは、赤や緑の色絵を最も美しく発色させ、左右非対称に描かれる草花鳥風月の「余白の美」を際立たせます。 その制作は困難を極めますが、この「濁手」の技法は国の重要無形文化財(人間国宝)に指定されています。
柿右衛門窯は、この誇り高き伝統を今日まで守り続ける窯元として、日本を代表する陶芸の三大名家 「酒井田柿右衛門」・「今泉今右衛門」・「中里太郎右衛門」 と称されています。
1971年、柿右衛門製陶技術保存会が国の重要無形文化財「柿右衛門(濁手)」の保持団体として認定されました。これは、300年以上前に途絶え、昭和に入って12代・13代の手により奇跡的に復興された「濁手」の技術が、国家的に保護すべき文化財であることを意味します。
さらに個人としても、十三代酒井田柿右衛門が1971年に、十四代酒井田柿右衛門が2001年にそれぞれ重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)に認定されています。代々受け継がれるその卓越した技は、世界の陶芸史に輝く金字塔です。
現当主の十五代酒井田柿右衛門(1968年生まれ)は、多摩美術大学絵画科を卒業後、父である十四代に師事し、2014年に十五代を襲名しました。 十五代が追求するのは、柿右衛門様式の真髄である「濁手(にごしで)」という素地の美しさです。米のとぎ汁のように温かみのある乳白色の素地は、独自に調合した土を使い、薪窯で焼成するという極めて困難な工程を経て生まれます。
その柔らかい白地の上に、赤、黄、緑、青などの色絵で描かれるのは、庭に咲く草花や木の実、鳥などの自然の姿。左右非対称に配された文様と、大胆に残された「余白」の対比が生み出す美しさは、見る者の心に静寂と安らぎをもたらします。
十五代の作品は、伝統的な「柿右衛門様式」の品格を守りながらも、ご自身が学生時代に学んだ絵画的な感性を取り入れた独自の世界観を持っています。 襲名後も精力的に新作を発表し続け、その作品は「現代の暮らしに調和する新しい柿右衛門」として、国内外で高く評価されています。2016年には有田焼創業400年事業の象徴として、その技術と美意識を世界に発信し続けています。
ふるさと納税 柿右衛門窯の返礼品に見られる技術的特徴をいくつかご紹介します。
濁手(にごしで):最大の特徴である、米のとぎ汁のように温かみのある乳白色の素地。一般的な青白い磁器とは異なり、赤絵の色を最も美しく引き立てるために開発された、門外不出の秘伝です。
柿右衛門の「赤」:最も困難とされるのが、この鮮やかな「赤」の発色です。上質な原料を厳選し、何度も試行錯誤を重ねて生まれる色は、他にはない深みと輝きを放ち、見る人を惹きつけます。
余白の美:画面全体を埋め尽くすのではなく、大胆に余白を残す「左右非対称」の構図。繊細な筆致で描かれた草花や鳥と、広がる余白の対比が、器に日本画のような奥行きを与えます。
薪窯へのこだわり:濁手の柔らかな肌合いを生み出すため、現在も江戸時代同様に薪(まき)を使って焼成を行います。炎の状態を見極めながら、熟練の職人が一昼夜つきっきりで焼き上げることで、ふっくらとした温もりが宿ります。
これらの技術は、柿右衛門窯の職人たちによって、370年の歴史の中で守られ、磨かれてきました。器の一つひとつに、世界を魅了した「KAKIEMON」の誇りと魂が宿っています。