ふるさと納税で今右衛門窯を——
有銘堂が贈る、人間国宝の技と子どもたちへの想い

ふるさと納税 今右衛門窯 返礼品ラインナップ

ふるさと納税で今右衛門窯の作品を——人間国宝・十四代今泉今右衛門が手がける色鍋島の器が、佐賀県へのふるさと納税の返礼品としてお選びいただけます。有銘堂 今右衛門焼 佐賀店では、他では取り扱いのない貴重な作品を含む55点以上の今右衛門窯作品をご用意しています。

今右衛門窯 ふるさと納税 返礼品の特徴

ふるさと納税 今右衛門窯の返礼品は、すべて熊本県天草市の上質な原材料を使用し、佐賀県有田町内で成形・絵付・施釉・焼成・梱包まで、すべての工程が職人の手によって丁寧に行われています。江戸時代から続く「墨はじき」の技法を駆使した、雪の結晶のような白と藍の美しさは、世界中のコレクターを魅了してやみません。

湯呑、小鉢、大皿、酒器など、日常使いから特別な日の器まで、幅広いラインナップをご覧ください。在庫が限られる希少な作品も含まれています。

今右衛門窯 ふるさと納税のお申し込み方法

ふるさと納税 今右衛門窯の返礼品は「ふるさとチョイス」からお申し込みいただけます。寄附金額は56,000円から300,000円以上まで、お選びいただく作品によって異なります。

有銘堂 今右衛門焼 佐賀店について

有銘堂は、今右衛門窯の正規取扱店として、本家の有田町、東京・南青山と並び、公式に認められた数少ない販売店の一つです。佐賀県独自の「NPO支援ふるさと納税制度」に参加し、寄附金の85%がNPO法人MBFCへと届けられ、子どもたちの文化芸術活動を支えています。

  • 住所:〒840-0831 佐賀県佐賀市松原1-2-5
  • 電話:0952-23-8581
  • 営業時間:9:00〜19:00
  • 定休日:日・祝日(雛祭り期間中は営業)

「地元の文化芸術活動や子ども達を応援して下さっている有銘堂さまより、ご提供いただいています」——返礼品の説明に記されたこの一文が、有銘堂の想いを物語っています。


今右衛門窯とは——370年受け継がれる「色鍋島」の至高

ふるさと納税 今右衛門窯でお届けする器は、どのような歴史と技術を持つのでしょうか。ここからは、今右衛門窯の真髄を詳しくご紹介します。

鍋島藩御用窯としての誇り

今右衛門窯は、江戸時代初期から370年以上の歴史を持つ有田焼の名門です。鍋島藩(佐賀藩)の御用赤絵師として、将軍家や朝廷への献上品「色鍋島」の絵付けを一手に担ってきました。

色鍋島は、藩の威信をかけて作られた最高級の磁器。一般に流通することはなく、選ばれた者だけが目にすることができる、まさに「幻の器」でした。その制作には厳しい品質基準が設けられ、わずかな傷や色のムラも許されませんでした。

今右衛門窯は、この色鍋島の伝統技法を今日まで守り続ける唯一の窯元として、柿右衛門窯、源右衛門窯とともに「有田焼の三右衛門」と称されています。

国の重要無形文化財——色鍋島の技術保存

1971年、色鍋島技術保存会が国の重要無形文化財「色鍋島」の保持団体として認定されました。これは、色鍋島の技術が国家的に保護すべき文化財であることを意味します。

さらに個人としても、十三代今泉今右衛門が1989年に、十四代今泉今右衛門が2014年にそれぞれ重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)に認定されています。特に十四代の認定は陶芸分野史上最年少という快挙でした。

十四代今泉今右衛門——伝統と革新の融合

現当主の十四代今泉今右衛門(1962年生まれ)は、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科を卒業後、京都の鈴木治氏に師事し、2002年に十四代を襲名しました。

十四代が追求するのは、江戸期から鍋島で用いられてきた「墨はじき」という白抜きの技法です。この技法は、墨で文様を描いた後に染付を施し、焼成によって墨を飛ばすことで、白い文様を浮かび上がらせるもの。雪の結晶のような繊細な白と、深い藍の対比が生み出す美しさは、見る者の心を奪います。

十四代の作品は、伝統の品格を守りながらも、現代的な感性を取り入れた独自の世界観を持っています。2017年にはフランスの名門クリスタルメーカー、バカラ社との共同制作「Baccarat meets IMAEMON」を発表し、伝統工芸の新たな可能性を示しました。

今右衛門窯の技術的特徴

ふるさと納税 今右衛門窯の返礼品に見られる技術的特徴をいくつかご紹介します。

色鍋島三彩:赤・黄・緑を基調とした、鍋島独特の色使い。化学染料を一切使わず、天然の顔料のみで発色させます。

薄墨技法:墨はじきの応用技術で、濃淡のグラデーションによって立体感と奥行きを表現します。

精緻な絵付け:髪の毛ほどの細い線も、すべて筆で手描きされます。一つの器に何日もかけて、丹念に絵付けが施されます。

完璧な焼成管理:1300度以上の高温で焼成される磁器。温度や湿度、炎の状態を見極めながら、長年の経験と勘で焼き上げます。

これらの技術は、今右衛門窯の職人たちによって、師から弟子へと代々受け継がれてきました。ふるさと納税 今右衛門窯で手にする器の一つひとつに、370年の歴史と職人の魂が宿っています。


有銘堂——信頼の今右衛門窯正規取扱店

ふるさと納税 今右衛門窯の返礼品を提供する有銘堂は、今右衛門窯から正式に認められた、数少ない販売店の一つです。今右衛門窯の公式サイトにも掲載されており、本家の有田町、東京・南青山の直営店と並ぶ、信頼の取扱店として知られています。

有銘堂が選ばれる理由

有銘堂が今右衛門窯の正規取扱店として選ばれている理由は、その専門性と信頼性にあります。色絵磁器の取り扱いには高度な知識と経験が必要であり、作品の価値を正しく理解し、お客様に適切にお伝えできる店舗でなければなりません。

有銘堂は長年にわたり、今右衛門窯の作品を丁寧に扱い、その美しさと価値を広く伝えてきました。佐賀市という立地も重要です。有田町に近く、佐賀県の中心地として、地元の方々にも、遠方からの訪問者にも、今右衛門窯の作品に触れる機会を提供しています。

子どもたちの未来を支える取り組み

有銘堂が特に信頼される理由のもう一つが、子どもたちの文化芸術活動への支援です。

佐賀県独自の「NPO支援ふるさと納税制度」を通じて、ふるさと納税 今右衛門窯の寄附金の85%が、NPO法人MBFC(Music & Book Fanclub with Children)へと届けられます。MBFCは、合唱作曲家・弓削田健介氏が代表を務める団体で、以下のような活動を6年以上続けています。

スクールコンサート・講演活動:日本全国の小中学校へ、生の音楽と感動を届ける旅。「いのちと夢のコンサート」では、子どもたちが自分の可能性を信じられるようなワークショップも開催。弓削田氏の楽曲「いのちのオーケストラ」「世界を旅する音楽室」は、小中学校の音楽教科書にも採用されています。

子どもミュージカル制作:佐賀市歴史民俗館(旧古賀銀行)を舞台に、子どもたちが主役のミュージカルを制作・上演。「図書館で会いましょう」「しあわせになあれ」など、子どもたちの心に響く作品を生み出してきました。

南アフリカへの移動図書館車寄贈:図書室がある学校が全体の3割に満たない南アフリカに、日本で役目を終えた移動図書館車を再生して寄贈。これまでに3台を届け、本が足りない地域の子どもたちへ「物語」を届けています。「図書館で会いましょう」の英語版「World of Fairy Tales」も制作されました。

能登復興支援「フェニックス・プロジェクト」:2025年、能登半島地震からの復興を願い、子どもたちの想いから生まれた合唱曲『フェニックス』を制作。被災地の子どもたちと全国の子どもたちが歌声でつながる、希望のプロジェクトです。

ふるさと納税 今右衛門窯で器を手にすることは、ただ美しい器を得るだけではありません。その寄附が、巡り巡って、日本中、そして世界中の子どもたちの笑顔へと変わっていくのです。

子ども文化支援特別枠——伝統工芸の担い手たちの想い

実は、この「子ども文化支援特別枠」に参加しているのは、有銘堂だけではありません。

  • 柿右衛門窯(有田焼)
  • 今右衛門窯(有田焼)
  • 源右衛門窯(有田焼)
  • 草場一壽工房(陶彩画・武雄市)
  • 中山牧場(佐賀牛・玄海町)
  • 秋山さん(吉野ケ里町の無農薬特別栽培米)
  • レグナテック(諸富家具)

佐賀が誇る伝統工芸や一次産業の担い手たちが、「子どもたちを想う気持ち」から、特別に返礼品を提供しているのです。何百年も受け継がれてきた技を守り続ける人たちが、次の世代、そしてそのまた次の世代のことを想っている。

伝統とは、過去から受け取ったものを大切に守ること。そして同時に、それを未来へとつないでいくこと。ふるさと納税 今右衛門窯を通じて、有銘堂と今右衛門窯が示してくれるのは、まさにそんな生き方です。


ふるさと納税で今右衛門窯を選ぶということ

ふるさと納税 今右衛門窯で器を選ぶとき、あなたは二つの宝物を手にすることになります。

一つは、370年の時を超えて受け継がれてきた、人間国宝の手が生み出す美しい器。

もう一つは、子どもたちの笑顔と、彼らが紡いでいく未来への希望。

朝の食卓で、ふと手にした湯呑から立ち上る湯気を見つめるとき。そこには色鍋島の繊細な絵付けがあり、その向こうには、舞台で歌う子どもたちの姿があり、南アフリカで本を開く子どもたちの笑顔がある。

一つの器が、こんなにも豊かな物語を紡いでいる。

それは、有銘堂と今右衛門窯が、そしてMBFCが、子どもたちの未来を信じているからこそ。

あらゆる人生の節目に

ふるさと納税 今右衛門窯の器は、ご自身へのご褒美としてはもちろん、社長就任祝い、金婚式、叙勲のお祝いなど、人生の特別な瞬間にふさわしい逸品です。十四代・今右衛門氏の「墨はじき」の技法が冴え渡るモダンな大皿から、日々の食卓を格上げする小鉢まで、用途に応じてお選びいただけます。

有銘堂が橋渡しをするこの仕組みは、佐賀県ならではの官民連携モデルとして、全国からも注目されています。伝統工芸の継承と次世代育成を同時に実現する、温かくて力強い取り組みです。


ふるさと納税 今右衛門窯——あなたも、この物語の一部に

ふるさと納税 今右衛門窯を通じて、伝統の美を受け取りながら、子どもたちの夢を育てる。そんな選択が、今ここにあります。

最高峰の器を選ぶことが、最高の子ども支援になる。

それが、有銘堂が提案する新しいふるさと納税の形です。


ふるさと納税 今右衛門窯 お申し込み

この記事で紹介した返礼品は、MBFCの特設サイト「ふるさと納税・佐賀」からお申し込みいただけます。

有銘堂 今右衛門焼 佐賀店
住所:〒840-0831 佐賀県佐賀市松原1-2-5
電話:0952-23-8581
営業時間:9:00〜19:00(日・祝日定休)